藤沢医院

藤沢医院通信blog

ゴルフ練習記。ゴルフは受験勉強と似ている。

 今回も、皆様から叱咤激励を頂いております『私のゴルフ練習記』です。

まず最初に、私の大好きな松山英樹選手が約2年ぶりにアメリカのPGAツアーで優勝しました。昨年首痛で精彩を欠いた松山選手ですが、今年は痛みもとれて徐々に上げていこうという矢先のビッグニュースでした。彼が優勝するコースは、決まって難しいコースです。逆に広くて易しいコースでは、ほとんど優勝したことがありません。すなわち、選手全員が苦戦するコースで、彼の正確無比なショット力が威力を発揮するのです。それともう1つ、松山選手のファンならこの言葉を知っていますが、最終日(4日間競技の最終ラウンド)で“松山チャージ”と言って誰もがびっくりする驚異的なスコアを出すのです。今回もリビエラカントリークラブという超難関コースで、最終日に9アンダー(9個のバーディーでボギーなし)をたたき出しました。最終組でまわっていた日本にゆかりのあるザンダー・シャウフェレ選手は、「途中でヒデキがとんでもないスコアで終了したのを知り、心が折れた。」とコメント。松山選手と一緒にまわったポストン選手は、「今まで一緒にまわった沢山の選手の中で、今日のヒデキのゴルフが一番衝撃的ですごかった。」と話したほどです。

 日本人最高峰ゴルファーの話はさておき、凡人アマチュアプレーヤーの私・・・。

ゴルフはつくづく勉強、特に受験勉強と似ている。『練習』=『勉強』、『ゴルフ場のラウンド』=『模擬試験』、『ゴルフのYou Tube動画』=『各科目の配信講座』。“得意クラブ”は“得意科目”で、“苦手クラブ”は当然“苦手科目”。受験を制するには、得意科目を伸ばし、苦手科目を無くすこと。私はどうかと言うと、得意クラブは特になし・・・・。苦手クラブは、一番長いドライバーです。アマチュアの上手な方は、『ドライバーはあまり練習するな。グリーン周り(穴にボールを入れる前のショット)を沢山練習しろ!』とおっしゃいますが、これは勉強で言えば、東大や名大に合格する方のご意見です。凡人は、やはり1打目のドライバーがある程度の距離が出て2打目が打てるところに飛ばないと、話になりません。ということで、今月はドライバー1本に絞ってひたすら練習。練習場でこれだ!と思って上手く打てると、翌日はご機嫌の私。でも次に練習した時は、上手く打てない・・・。翌日はご機嫌斜めですが、当然仕事中は頭の片隅に追いやっています。まるで、1週間前に覚えた英単語の意味が思い出せないみたいな・・・。大事なのは、やはり反復練習です。記憶力もそうですが、1回見ただけで覚えられる人は天才・秀才です。大多数は、“忘れる前にもう一度見る”。これを何回か繰り返すうちに、定着した知識になっていきますよね。

ボールを置いて、構えて打つ。この一連の動作の中に、みんな“決め事”があります。本番でできる決め事は、せいぜい3つまでがいいところでしょう。上手な方は、おそらく決め事さえ実践すれば、自分のスイングができるのでしょう。私はというと、大事な“決め事”がほとんど決まっていません(涙)。すなわち、毎回ゴルフ場でドライバーの打ち方が変わるのです。これでは、まぐれ以外に合格(スコア80台)するはずがありません。でも、毎回言いますが、私はあきらめません。あと残された試験は4回のみ。私の手はマメだらけです。今や超有名になったゴルフユーチューバー“てらゆー君”の手は、マメもなくきれいでした。どこにも余計な力が入っていない証拠です。私も、少しでも近づきたい・・・。

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