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日本人で一番ゴルフが上手な選手

今回は、先日2年ぶりに千葉県の習志野カントリークラブで行われた“ZOZOチャンピオンシップ”で見事に優勝した松山英樹選手について書きます。私が松山選手を大好きな理由は、「日本人で一番ゴルフが上手な選手」だからです。今回の大会でも、彼以外に優勝戦線に残った日本人選手は誰一人いませんでした。アメリカで言えば、全盛期のタイガー・ウッズみたいなものです。

松山選手は最高の輝きを放ちました。最終18番パー5の第2打。フェアウェーから会心のスイングを披露して、打球を見つめながら「Go!」と叫ぶ。ボールは240ヤード先のピンそばに落ち、優勝を大きく手繰り寄せるスーパーショットに、グリーン周りの観客は大喝采。直後のパットをしっかり決めると両手を突き上げました。調子が悪かったにもかかわらす、終わってみれば5打差の完全勝利。このスーパーショットを見た早藤キャディーは、「親分(松山選手)、スゲーな。ここであんなの打つなんて」と感嘆したそうです。因みに最終日(男子プロツアーは4日間72ホールで優勝者を決める)に1打差の単独首位から優勝する確率は、米国PGAのトップ10選手でも32勝84敗(27.6%)ととても低いんです。それなのに、例えばタイガー・ウッズが最終日に首位でスタートして優勝した確率は、44勝2敗(95.7%)とまさに神の領域。松山選手は日本ツアーも入れると5勝1敗で現在5連勝中、これもすごい数字です。

米国のあるメディアは今回の松山の勝利を受け、ゴルファーとしての強さを改めて讃える記事を掲載。「各大陸の歴史上最高のゴルファーは誰か」というテーマで、その中のひとりに松山選手を選出しました。記事では「今年4月のマスターズ制覇に続いてのZOZOチャンピオンシップでの2勝目。これにより過去の5勝に加え、ゴルフ界で最も実績のあるアジア人としての地位を確かなものにした」と高く評価、「松山がアジア最高のゴルファー」と評しました。さらに「ジャンボ・オザキ(尾崎将司)やトミー・ナカジマ(中嶋常幸)といったゴルファーは日本国内での成績が優れていた」と他の日本人のビッグネームも用いながら「松山の実績はほぼ揺るぎないもの」と言い切っています。記事の中では他に、アフリカ出身のゲイリー・プレイヤー、アメリカのタイガー・ウッズ、ヨーロッパからはスペインのセベ・バレステロスを「各大陸・地域の歴史上最高のゴルファー」として伝えています。今年は4月のマスターズ制覇を現実のものとし、さらに夏の東京五輪と大きな注目を集めました。今回の記事では「史上最も困難な時代にそれらを成し遂げたことは、彼の経歴をより強固なものにしている」と軌跡を讃えています。世界のゴルフ史にその名を刻み続ける松山選手が輝く時代は、ここからさらに続いていくことでしょう。

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