藤沢医院

藤沢医院通信blog

藤波辰爾さん

 今回は2つの話題について書きます。

まずは、待合室に写真と色紙を飾りましたが、皆さんはこの方が誰だかわかりましたか?この方は、プロレスラーの藤波辰爾さんで、御年66歳です。実は10月8日に突然当院を訪問されました。私の義兄であります大川 晃さんの仕事に関する取材を当院の2階の待合室で行うということで、わざわざ大坂から来られたのですが、私は事前にこのことを知らされていませんでした。「これから藤波辰爾さんが取材に来るから」と突然言われてもうビックリ!!実は私は皆さんには言っていませんでしたが、大の“プロレスオタク”なのです。物心がついた頃から、私はプロレス中継が好きだった父の影響で、金曜日の夜8時は“新日本プロレス”、土曜日の夜8時は“全日本プロレス”をずっと観戦していたのです。ご存知の方もいると思いますが、新日本プロレスはアントニオ猪木、全日本プロレスはジャイアント馬場が率いていました。特に新日本プロレスをひいきにしていた私にとって、藤波辰爾さんは「プロレスど真ん中」の人だったのです。全盛時はかなりの筋肉質で体も大きかったのですが、さすがに66歳になった今では私と並んでもそれほど大きくは感じませんでした。彼のニックネームは“ドラゴン藤波”ですが、彼の技であるドラゴンスープレックスやドラゴンスクリューは今でも若手レスラーが好んで使う技の1つです。特にドラゴンスープレックスは羽交い絞めにして後ろに投げて頭から叩きつけられるのですが、彼の全盛時の逸話としてこの技を恐れて対戦相手の外国人選手が戦前逃亡したことがありました。

 大川さんへのインタビューの前に固い握手を交わしていただきましたが、帰り際に悪い膝を引きずりながら「来年プロレスデビュー50周年を迎えます。」と言い残して帰っていかれました。

 さて、続いてはコロナ感染症のトピックスですが、厚労省の要請によりインフルエンザがはやるこの時期に、いよいよ開業医に“発熱外来”を開設してインフルエンザとコロナウイルスを疑う患者さんを診察するように依頼がありました。①通常の診察のみ行うクリニック、②発熱者の電話対応のみ行うクリニック、そして③発熱外来を設置して依頼のあった患者さんの診察を引き受けるクリニックと大きく3つに分けられるのですが、8月に発熱患者用の診察室としてプレハブ小屋を設置した私としては、③の選択肢しかありませんでした。

因みに当院では、インフルエンザとコロナウイルスの抗原検査を受けることができます。

 インフルエンザやコロナウイルス感染症を疑う患者さんは、なるべくこちらの待合室には入れないように努力して、この冬は診察室を分けることにします。午前11~12時、午後6~7時は発熱外来の患者さんを中心に診察をします。既に当院の事務から「通常の診療の方は午前は10時半までに、午後は5時半までに来院してください。熱がある方は必ず前もって電話してください。」と案内されていると思いますが、もちろん合間や発熱外来後もお待ちになっておられる患者さんの診察は行います。この方法は12月から開始を予定しておりますが、なにぶん手探り状態で皆様にはご迷惑をおかけするかと存じますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

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