今回はやはりスポーツネタ、ピョンチャンオリンピックについて書きます。２月２５日に無事閉会式を迎えましたが、いろいろニュースがありましたね。まずは開会前の韓国と北朝鮮の政治色が強いやり取り、スポーツの世界に政治を持ち込まないでほしいものです。

　地元の東浦・阿久比町出身でスノーボードの代表である国武大晃選手は、予選突破ができず残念でしたね。彼はまだ１６歳と若いので、次回の北京オリンピックに期待しましょう。皆さんは何が一番感動的だったでしょうか？やはり羽生結弦選手の金メダルですか？私も今回ばかりは４回転ジャンプが飛べないだろうと思っていたので、正直びっくりしました。右足首をねん挫した映像をみると、かなりきつかったはずです。羽生選手は「右足が良く持ってくれた。」と言っていましたが、これは本音に違いありません。因みに羽生選手の主治医は、私と同級生の整形外科医でよく知っている先生です。よくぞ、彼の足首を間に合わせてくれました！！もう１つ、彼のフリー演技でかかっていた「SEIMEI」は映画「陰陽師」で使用されていた音楽ですが、ダウンロード件数が急増しているそうです。私は普段マンガを読まないのですが、安倍晴明を主人公にした歴史マンガである「陰陽師」にとてもはまってしまったことを思い出しました。皆さんも機会があれば、読んでみてください。

　私が最も感動したのは女子カーリングです。藤澤五月選手は苗字が一緒なので気になっていたのすが、韓国では“日本の藤澤五月選手が可愛い！”と評判になりました。カーリングが特殊な点は、選抜チームを作らないところです。すなわち、１ゲームで約２０ｋｇのストーンを４人で２投ずつ計８回投げて点数を競うわけですが、投げるのが上手な選手を４人選抜すればいいと皆さんは思いませんか？それをしないのは、４人にそれぞれの役割があり、チームワークを重要視しているからなのでしょう。彼女たちはLS北見の選手で、2010年に本橋麻里選手が立ち上げたチームです。２月２４日に行われたイギリスとの３位決定戦を目を凝らして観ていたのですが、銅メダルが取れたのは彼女たちの今までの努力への対価だったのでしょう。NHKで美人解説者と言われて有名になった市川美余さんは、以前藤澤選手と中部電力のカーリングチームで共に戦っていた仲間です。彼女がカーリングの精神について「相手の失敗を望んでもいけないし、相手の失敗を喜んでもいけない。」と話していました。私は対戦相手が失敗すると「よしっ！」と喜んでいましたが、この言葉を聞いてとても反省しました。日本では各地でカーリングを体験するための申し込みが殺到しているようです。

　メダルと取った選手もそうでない選手も、皆さん本当にお疲れ様でした。

　追伸：スピードスケートで金メダルを取った小平奈緒選手は相沢病院所属の選手です。国武選手が将来藤沢医院所属の選手になってくれないかなあ・・・、なんて夢をみます。