藤沢医院

藤沢医院通信blog

藤井聡太四段について

今回は、プロ棋士になってから前人未到の29連勝を達成した愛知県が誇る藤井聡太四段について書いてみようと思います。14歳の彼は、瀬戸市出身で名古屋大学教育学部付属中学校に通学しています。昨日29連勝の新記録となった対戦も、午前から夜まで突入して決着がつきましたが、中学生がこんなに夜遅くまで将棋を指して大丈夫なのかな?と正直思いました。

彼のインタビューを聞いていると、その語彙の多さに感心させられます。普通の中学生が発する言葉ではないです。つまり“頭がいい”のは、誰も疑う余地はありません。藤井四段はなぜこんなに将棋が強いのでしょうか?29連勝の中には先手も後手もあります。相手が先手の場合は最初から攻める可能性が高いわけですが、彼はそれを全部受け切ってから攻めに転じて勝利する・・・。つまり受けが強い(守りが鉄壁)わけです。しかし、彼が天才と言われる最も特長的な点は、終盤の寄せ(攻め)の速さと正確さと言われています。好きなことは“詰将棋を作ること”とテレビで言っていましたが、それは詰将棋が得意=相手を素早く詰める(勝つ)ことに繋がるわけです。同じテレビ番組で昔の有名な棋士の棋譜(将棋の対局手順を記録したもの)を見て記憶している場面がありましたが、きっと彼の頭の中には終盤で相手を“参った”と言わせる引き出しが無数に詰め込まれているのだと思います。

まさに『守ってから攻める』私がラグビー部で教わった教訓と同じです。

これから対戦相手がどんどん強くなっていきますが、誰が藤井四段を倒すのか興味が尽きません。

«
一覧へ
»